脳に作用する

薬の力を借りるならアルコール依存症に対処

ビールや焼酎をのむことで、今まで悩まされていた部分を一時的ですが忘れ去ることが出来る。しかし、過剰に飲みすぎることが大きなトラブルになります。それがアルコールの怖さです。
アルコール依存症の薬物治療として用いられる抗酒薬とレグテクトの違いとは何でしょうか?

 

レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用して断酒を助ける働きをします。

 

それぞれの薬物治療の特徴について調べてみましょう。

 

 

アルコール依存症の治療薬である抗酒薬はどのような作用を持つのでしょうか?
抗酒薬を服用し薬が効いているうちに飲酒をするなら、さまざまな辛い症状が引き起こされます。できるだけ控えることが重要なんですが、なかなか自分を長札することができないわけなんですね。

 

例えば、頭痛や吐き気、動悸や息苦しくなるなどの症状です。

 

これは抗酒薬の成分により、血中アセトアルデヒドの濃度が上がることで引き起こされます。

 

飲酒を始めて約10後からこうした不快な症状が見られるようになり、アルコールをまた飲みたいと思わなくさせる作用があります。

 

少量のアルコールしか摂取していなくても不快な症状が現れるので、心理的に飲酒を受けつけさせないようにする効果があるわけです。それが本当に嬉しい効果で、理想的なお酒のトラブルを緩和させてくれる。

 

抗酒薬の他に用いられる薬物治療は、レグテクトという薬物です。

 

レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。

 

アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。

 

そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。

 

ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。

 

そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。

 

脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

 

 

抗酒薬の作用はお酒に対する恐怖心が植えつけられることですが、レグテクトの場合は脳に作用します。あくまでも脳内に対してダメージを与えるわけではないために、そこまで悩むことではありません。

 

アルコール依存症の人は、肝臓や腎臓などに障害があることも多いので、抗酒薬の服用には慎重である必要があります。

 

体に負担を与える抗酒薬は肝硬変がある方に投与することはできません。

 

レグテクトは肝臓にかかる負担が比較的少ないとされています。

 

どちらの方法でアルコール依存症の治療をするにせよ、医療機関と協力して対処していく必要があります。

 

薬は断酒維持を助ける作用を持っていますが、薬のみでアルコール依存症を治すことはできません。

 

本人の自覚や決意がどうしても必要になるのです。

 

 

薬の力を借りるならアルコール依存症に対処しやすくなります。

 

病院の先生の指導の下に効果的な治療方法を見つけていきましょう。

 

 

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