酒が原因で暴力的になる

アルコール依存症は人格すら変えてしまう

依存症には、暴力的な行動に出たり、精神的に不安定になるなどの症状があります。

 

普段は優しい人だったのに、ビールや焼酎を飲みすぎることで豹変してしまう。そんなにもお酒には力があるのかと思わせるほどです。

 

飲酒をしていない時は普通でも、お酒が入ると別人のようになることもあり、周りはどのように接したらよいか分からないかもしれません。

 

ここでは、アルコール依存症が引き起こすさまざまな症状についてみていきましょう。

 

 

アルコール依存症になると、怒鳴り散らしたり暴力を振るうなど、異常な行動を取ることが増えます。

 

特にお酒がなくなるとイライラや怒りを感じ、暴力を振るってでもお酒を手に入れようとします。そんなにもお酒が必要なのかと驚くのですが、それだけの力があるわけなんですね。

 

家族や友人から禁酒をするように言われると、かっとなりケンカが始まるかもしれません。

 

このようにアルコール依存症になると暴力的行動が増えますが、これは脳に意識障害が表れることと関係があります。

 

アルコールを日常的に過剰摂取すると脳が委縮するため意識障害を起こし、冷静に物事を判断できなくなります。これは脳の一部が麻痺してしまい、コントロールができなくなるわけなんですね。

 

普段は暴力を振るう人でなくても、お酒のせいで後先を考えない行動を取ってしまうことがあるのです。

 

 

アルコール依存症は記憶障害を引き起こすこともあります。

 

酔って騒いだり、暴力を振るったことを本人は覚えていないのです。

 

そうなると後で家族から暴力を振るったことを聞かされても、実感がわかず深く反省しない場合もあります。

 

暴力的行動を反省し後悔することがないなら、また同じことを繰り返しやすくなるでしょう。

 

家族を大切にしていて、意思の強い人であれば、ここで禁酒する決意ができるかもしれません。

 

ただすでにアルコール依存症の症状が出ているのであれば、自分一人で治すのは非常に難しいことです。

 

医療機関で治療する一歩を踏み出す勇気が必要になります。

 

 

アルコール依存症は精神にも大きな影響を与えます。

 

脳が委縮することでさまざまな障害が引き起こされますが、その中でも嫉妬妄想の症状が出やすくなります。

 

自分が嫌われているのではないか、配偶者は浮気をしているのではないか。

 

そんなことを根拠がなくても考え続けてしまうのです。

 

また、お酒を断たなければならないと分かっていてもそうできない自分に嫌気がさしたり、お酒が飲めなくなることを想像し恐怖や不安を感じるかもしれません。

 

その他、辛さを分かってもらえない孤独感などさまざまな精神的不安に襲われることもあるでしょう。

 

 

アルコール依存症は、人格すら変えてしまうほどの恐ろしい病気です。

 

家庭や仕事など生活全般に影響を与えるので、早めの治療を要するでしょう。出来ることなら酒を断ちたいものですが、どうしても行動に異常がある場合は病院で診てもらうこと。

 

 

 

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